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「PDCAサイクル」で理解する経理の仕事の流れ

PDCAサイクルとは、業務改善・品質改善に活用されるマネジメント手法のひとつ。


計画(Plan):目標を設定する。
実行(Do):計画を実行する。
評価(Check):計画実行の成果を分析・評価する。
改善(Action):分析・評価内容に基づき計画や行動を見直す。


4つのプロセスを順次反復させていくことで、業務効率を改善させることが可能、とする考え方のことです。
企業全体の経営も、多くの場合、このサイクルに沿って行われています。経理職として、企業の各サイクルをいかに支援するかという視点は非常に重要です。


それでは、各サイクルにおいて経理職にできる、しなければならないことは何か、順を追って確認していきましょう。



まず、計画(Plan)の段階です。
企業が経営計画を策定する段階で、経理に必要とされるのは、予測力です。計画を達成するための実行段階で資金不足が発生しないよう、計画に実現性があるかどうか、具体的な数値で判定基準を示すのは、経理にしかできない重要な仕事です。複数のキャッシュフローを予測して、想定外の事態に備えることで、目標達成の可能性はさらに高まるでしょう。



つぎに、実行(Do)の段階です。
各事業部が目標達成に向けて行動している段階でも、経理は状況の変化に対応しながら、常にキャッシュフローの見直しを検討する必要があります。事業の採算性が悪化し、縮小や停止に迫られる場合、いち早く異変を察知し、経営者に判断基準としての数字を用意するのも、経理の仕事です。



続いて、評価(Check)の段階です。
多くの企業では、業績管理を月次の損益管理でしか行っていないようです。しかしこれでは、経理から提案できる対策は、「経費削減」しかありません。諸経費の削減にばかり目を怒らせては、現場の空気は縮こまるばかりです。
そこで、損益管理だけではなく、キャッシュフローの管理を実施できる経理力が求められてきます。キャッシュフローに重点を置くと、在庫・売掛金の回転率や、利益率や資金効率を上げるための対策など、全社の「計画」に目の行き届いた、発展的な改善案を提案できるようになるのです。



最後に、改善(Action)の段階です。
企業活動において、実際にActionを起こすのは、経営者や現場の社員です。経理はあくまで、そのお手伝い。数字で記録した事業活動の成果をフィードバックする、という作業を行うことになります。ただし、経理からの報告が、必ずしも改善に結びつく保証はありません。数字の結果だけを見せられても、経営者や現場の社員は、何をどう行動に移せば良いのか理解できないからです。「改善」の段階において経理は、単なる数字の羅列を一般に理解しやすい改善案へと変換して、具体的な行動をイメージさせてあげる必要があります。そのためには、経理自身も、企業内で行われている様々の活動について、広い理解がなくてはなりません。



以上のようなPDCAサイクルを通して、企業の活動は改善を繰り返し、成長していくことになります。経理という仕事は、そのサイクルを健全に維持していくため、欠くことのできないもの。自分の担当する作業が、どの段階に結びついているか意識してみることで、事務作業員としての経理から、経営者に近い経理として、ステップアップすることができるようになるのではないでしょうか。

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