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経理のIT化が生産性の向上に寄与しない3つの理由

経理の職域で話題のIT化。現在100万以上の企業で財務会計システムが導入されていると言われますが、生産性をしっかりと向上させた例はまだ多くはありません。
なぜ、経理のIT化を進めても業務の効率が上がらないのか。その理由は、おもに3つあるようです。



問題1.人的コストが削減されていない。
このひとつめの問題が、もっとも大きな理由です。事務作業は、コンピュータでの自動化に移行することで、手作業で数字を出していたときと比べて圧倒的に作業が簡略化されているはず。いわば「10」の力を必要としていた仕事が「5」の力でも達成できるようになったと言って、過言ではありません。

そこに、今まで通り「10」の力を注ぎ込み続けるのはコストのムダ遣い。それほど高い能力を必要とはしない事務作業は、比較的人件費の安い作業担当者(近年では外部委託が進んでいます)に交代するなど、部内・社内のリソースが、適切に配分されているかを見直さなければ、せっかくのIT化も「能力のある人間がただラクをするだけの仕掛け」に堕してしまいます。



問題2.紙の書類をベースに情報がやりとりされている。
つぎは、情報の受け渡しについての問題です。IT化によって、作成されたデータ・情報は、社内すべての人間でシームレスに共有できるようになりました。しかし、作成されたデータの受け渡しを相変わらず、紙にプリントして手渡ししているようでは、IT化の大きな恩恵である「スピード」を奪ってしまうことになります。紙の書類にプリントアウトして、ハンコを押して、大切にロッカーにしまい込む習慣は果たして必要でしょうか。デジタルデータに適応した情報管理のルールに改変していかないと、IT化のメリットは薄まってしまいます。



問題3.情報の共有がリアルタイムで行われない。
経理部門や経理担当者が、情報をリアルタイムで更新せず、自分の脳内やPCの中にだけ蓄積しているような状態も、IT化による生産性向上を妨げる悪例。更新情報を社内の誰もが即座に確認できる仕組みをつくれば、経営層のみならず、部門の長やプロジェクトリーダー、一社員に至るまでが、具体的な経理情報に基づき眼の前の仕事の判断を下せるようになるのです。

今までは「閉ざされた情報」だった経理の情報を、全社員(あるいは特定の社員)に、いつでもすぐさま共有できる仕組み。それは、経理の部門にとどまらない、IT導入の真の目的のひとつです。



まとめると、IT化によって生産性を向上させたいならば。
作業あたりの人件費を見直す。情報の共有を紙からデジタルデータに移行させる。リアルタイムで情報を共有開示する。この3点が重要です。
カタチばかりのIT化に慣れてしまわないうちに、見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

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